アラキドン酸の使い方や選び方をガイド!
上手に活用して、いつまでも聡明な毎日を!
近年、健康サプリの中でも、最も注目されている栄養素の一つ「ARA」。
正式名称はアラキドン酸です。
なんとなく身体に良いというイメージはあるけど、具体的にはどんな目的に良いの?正しい摂り方は?
などなど、気になるポイントがいくつかあるのも事実です。
そこで、このページでは、ARAについての基本的なポイントをまとめています。
まずは知っておきたい知識をガイドします!
アラキドン酸は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)と同じ不飽和脂肪酸の一種です。
不飽和脂肪酸は「油」の一種ですが、脂肪分とは違い、身体に良い影響を与えてくれることで知られています。
悪玉コレステロール(LDL)の抑制や過酸化脂質の発生を予防するパワーがあるのが特徴です。
いわば「健康に良い油」と考えることができるでしょう。
以下のような働きも期待されています。
〇動脈硬化・高血圧などの生活習慣病を予防
〇アレルギー症状を緩和する
〇血栓を予防する
〇記憶力・認知力を高める
また、アラキドン酸を含む不飽和脂肪酸は、常温でも固まることがありません。
その為、サラサラ成分とも呼ばれています。
毎日のイキイキをサポートして、若々しい日々を応援してくれます。
不飽和脂肪酸の中でも、アラキドン酸は「オメガ6脂肪酸」に分類することができます。
同じオメガ6脂肪酸に含まれる栄養素としては、リノール酸やγ-リノレン酸などがあげられます。
これらののオメガ6脂肪酸は、イコノサイドという生理活性物質をつくる働きを持っているのが特徴です。
イコノサイドは、血管壁を広げて血小板の凝縮を抑えることができるのが特徴です。
アラキドン酸は脳と深い関係を持っている栄養素で、学習する力・記憶する力などをサポートしています。
これは、脳の細胞膜を柔軟にする作用によるものだと考えられています。
その為、もの忘れが多くなってきた…という方にお薦め度の高い成分です。
また、胎児と妊婦にとっても欠かせない栄養素だと考えられています。
ARAは、胎児の健康的な成長に大きく関与するのです。
その為、妊娠中や授乳中は母親がしっかりと摂取しておく必要があります。
※赤ちゃんには、母乳を通してアラキドン酸を与えることができます。
(母乳には、アラキドン酸がたっぷりと含有されています。)
さらに、幼児にとってのアラキドン酸の重要性は、WHOも認めているところ。
粉ミルクにもARAが含有されているのが一般的です。
アラキドン酸は、私たちの健康に欠かせない非常に重要な成分です。
しかし、摂取量に気を付けることも大切です。
過剰摂取してしまうと、アレルギー症状やアトピー性皮膚炎のような痒みが生じるケースがあると考えられています。
さらに、生活習慣病の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
「摂取量のバランス」を意識することが重要と言えるでしょう。
また、アラキドン酸は、肉類に豊富に含まれています。
その為、肉類を十分に食べることができている方なら、サプリメントで補う必要がありません。
逆に、こんな人には、サプリメントでの摂取がお薦めです。
〇肉類を食べる機会が減った高齢者の方
〇妊娠・授乳中の方
〇ベジタリアンの方
サプリメントを活用すれば、アラキドン酸をはじめとする不足しがちな栄養素をしっかりと補うことができます。
上手に活用して、明るく前向きな日々を過ごしましょう。